エンジェルブレス店による天然石あれこれ

天然石に関したあれこれを書きなぐる

パワーストーン(天然石)の水晶には実は仲間がいっぱい!

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こんにちは、ねこです。

 

水晶は和名を石英といい、二酸化ケイ素の結晶化したものを指し、透明度が高いものを水晶と呼んでいるのをご存じでしたか?


パワーストーンでの水晶の効果は能力の底上げ、様々な他の石達のパワーをよりサポートする効果があると言われていますが、
鉱物、天然石としての水晶には元々持っている性質があるんです。

 

水晶は元々、圧力を加えると電気を通す物体となります。
ですので、実は日常生活の様々な場所で使用されている石なんですよ。

 

例えば、スマホの部品パーツにも使用されていますし、墓石で見られるみかげ石の中にも含まれています。

日常生活で切っても切れない存在で、ご家庭に必ずある「ガラス(硝子)」

硝子の原材料は、珪砂(けいしゃ)とソーダ灰と石灰で作られています。

珪砂とは、その名の通り砂なんですが、これは二酸化ケイ素という物質が集まってできた石英で別名シリカと呼ばれています。

石英が長い年月をかけて結晶化したものが、水晶となります。

 

 

さてそれほど日常で活躍している水晶ですが、熱を加えたりすると他の名前で呼ばれている石達がいます。
今日は水晶の仲間たちを紹介していきますね。

こんな石も水晶だったりします。

 

クォーツと付いている石は水晶の仲間

クォーツいろいろ

水晶のことをクォーツと呼びます。

●●クォーツと呼ばれている石がいくつか思い出されたのではないでしょうか。

 

代表的な所ですと「ローズクォーツ」も水晶の仲間です。
また和名で●●水晶と呼ばれている石も、水晶の仲間になっています。
さきほどのローズクォーツも和名は「紅水晶」なんですよ。

 

と、ここで思い出したあなた…、そう紫水晶
アメジストも水晶の仲間です。
さらに黒水晶と呼ばれているモリオンも水晶の仲間。
ローズクォーツアメシスト、モリオンときましたが、他にも思いつく石はありますか?

 

近年人気があるゴールドルチルクォーツ、またの名を金ルチル、またシリトン、黄水晶、スモーキークォーツ、煙水晶も水晶の仲間となっています。

と、ここで不思議に思うのは、水晶は透明なものなのに、
なぜ他の水晶には色がついて不透明な石もあるのはなぜなのか?

 

では、次にそこを解説していきますね。

 

色がついている水晶と無色透明水晶の違い

色がついている水晶は、何かしらの成分が混合しており色が形成されています。
ローズクォーツなら、チタン、鉄、マンガン

アメシストは、鉄イオンを混ぜそこに熱処理を施し、酵素原子と鉄イオンの化学変化により鮮やかな紫の透明度が増しています。
(そのため、紫外線に長く充てると色あせてきます)

 

水晶→アメシスト→高熱の変化により、グリーンアメシストとシリトンに変化。

シリトン、黄水晶は、アメシストに高熱を加えて作られたものとなっています。
宝石としての天然シリトンはものすごく希少価値が高く、もし売られていたら高額です。

 

世界中に存在している鉱物、天然の石達はみなそれぞれの成分を保有しています。

 

さきほど述べたローズクォーツがチタン、鉄、マンガンが含まれているといいましたが、水晶は二酸化ケイ素でしたよね。

このように色がついた水晶と無色水晶の違いは、成分に何かしらの熱を加えたりしたときの化学反応により形成されています。

 

では、それ以外のクォーツと名前がついていない石は水晶の仲間なのでしょうか?

少々難しい言葉が出てきますが、眠っちゃだめですよ。

 

クォーツと名前がついていないけど、水晶の仲間達

石英の小さな粒子が集まり顕微鏡でしか確認が取れない集合体を「玉髄(カルセドニー)」

 

水晶の内部に空洞ができ、様々な不純物が入り込み化学反応により赤く色づいたものを「カーネリアン」

 

繊維状の石英が集まってできたものを「クリソプレーズ」

 

石英の小さな粒子が集まり顕微鏡でしか見る事が出来ない玉髄に溶岩が混ざり空洞化したもの「瑪瑙(アゲート)」

 

石英の小さな結晶が集まって出来たものを「碧玉(ジャスパー)」

 

 

化学反応や、多少の変化により、水晶の名前が変わるのは面白いですよね。

長い年月をかけて成分が集まり結晶化して出来た石が色によって名前が変わり、熱や他の成分を混ぜては、また名前が変わる。

 

そう考えるとパワーストーン(天然石)は凄く興味深い石ですよね。

 

パワーストーン(天然石)の水晶には実は仲間がいっぱい!名前から見分けがつくことも出来ますのまとめ

長い年月をかけて成分が集まり結晶化して出来た石が色によって名前が変わり、熱や他の成分を混ぜては、また名前が変わる。
そう考えるとパワーストーン(天然石)は凄く興味深い石ではありませんか?

 

水晶のパワーストーンとしての意味合いは
水晶が圧力を加えると電気を放つ性質に変化するところからきているのかな~と思ったりしています。
人間の身体にも電気が通っていますからね。

ということで、水晶(石英)とひとくくりにしても、色々な化学反応により仲間が多くいることが分かりました。

ちょっと難しかったでしょうか(;´∀`)

 

最後の方にちらっと出てきた「瑪瑙アゲート」と和名ではなく、アゲートと呼ばれている石も仲間がたくさんいますので、
色や形が異なる仲間をお店やネットで見て、楽しんでみて下さいね。

 

最後までお付き合い下さりありがとうございました。