エンジェルブレス店による天然石あれこれ

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パワーストーンは海外では通じない言葉だと知っていましたか?理由を解説します

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こんにちは、ねこです。

私は雨の音は好きなのですが、濡れるのがどうしても苦手でして
お出かけしようとする時間に突然雨が降りそうな予感がすると、外出を辞めたりしています。

 

特別な用事でどうしても外出しなければならない時の天候が悪くなる場合は、試練。
特別でもない、ちょっとふらっとお外へ出かける用事の時の天候が悪くなる場合は、また今度にしたら、の合図だったりするんですよ。

 

感覚で日常を過ごしていると、こんな感じで動くことが多いです。

 

さて、タイトルにあります天然石を英語に訳して伝えているかのような「パワーストーン」ですが、実はこれは英語ではありません。

 

英語じゃなかったら何なの?と疑問に思う方もいらっしゃいますよね。
ですので今日はパワーストーンは英語では何というのか?また、天然石とパワーストーンの違いに関してもお伝えしていこうと思います。

 

 

パワーストーンとは

英語でパワーストーンを表す言葉は「Gemstone(ジェムストーン)」といいます。
Gemstoneと打ち画像検索を出してみると、宝石や天然石がたくさん表示されますよ。
この文字だけですと「宝石の原石」という意味になっていますので
より日本で使用されている天然石を表現する言葉にすると「Loose Gemstone(ルースジェムストーン)」となります。

 

このルースという言葉は日本でも宝石を扱う方などは聞いたことがある単語ではないでしょうか。
英語の意味としては、外れた、緩いという意味合いになるんですが、
その名からLoose Gemstoneを直訳しますと外れた、緩い宝石・天然石という意味になり、日本のショップで販売されている石ですと、原石または未加工の単品の石を指した言葉となっています。

 

となりますと、天然石そのものを英語にするとどうなるのか?疑問に感じますよね。
読んで字のごとく、天然の石、という意味で「Natural stone」になります。

 

おさらいしますと、
宝石・天然石の総称は「Gemstone」
未加工・原石の宝石、天然石は「Loose Gemstone」
天然石そのものは「Natural stone」
となります。

 

……と、ここまで説明をしてきて、「パワーストーン」という英語が全くないことにお気づきですよね。
そうなんです。パワーストーンという言葉は、和製英語になります。

 

和製英語とは、日本独自につけられた名前のこと。
となりますと、パワーストーンってどこから来たの?天然石はどう違うの?という話になってきますよね。

 

では、次にそちらを解説していきます。

 

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パワーストーンの名前の由来と天然石との違い

 

今は天然石という呼び名も、パワーストーンという呼び名も両方が存在しています。

なぜ、両方がごちゃまぜにあるのか、同じ意味として天然石のことをパワーストーン

指す言葉だと思い気にしてなかった方もいるのではないでしょうか。

 

そもそも、私が初めてクリスタルと出会った時代にパワーストーンという言葉はありませんでした。

 

天然石という呼び名でお店が存在し、日本各地へ旅行へ行くと
産地である翡翠や瑪瑙・水晶だけを集めた博物館や展示品販売が多数存在するほど。

 

こういう言い方をしますとその業界から怒られそうな気も致しますが、私もスピリチュアル側の人間です。
完全に否定する訳ではございません。

 

時系列順に、私の個人的考えも含めて書いていきます。

 

海外でニューエイジ運動が始まり、ヒッピーを中心として石にはパワーがあると広まったのが1980年代。
その後日本では、バブル崩壊という大きな事件が起きました。これが1991年~1993年。
このバブル崩壊では沢山の犠牲者が出て、影響は計り知れないほどでした。死亡者も大勢。

 

日本には元々神頼みという言葉があります。
最後の最後のお願いは、神様に祈る、というもの。
海外ですと宗教や戦争が含まれるかな。

 

バブル崩壊から、藁にも縋る想いで有名なご利益がある神社にお参りをする方も多かったはずです。
その心の隙間から、石にはパワーが宿っていて願いを叶えてくれるニューエイジ思想からパワーストーンという言葉が広まってきたのではないかなと考えます。

 

なぜかといいますと、日本で「パワーストーン」という言葉が出てきたのは、2000年時代だからです。

 

余談ではありますが日本では精神世界・スピリチュアルという単語が広まった原点は
西洋占星術からきているニューエイジ・自己意識運動も調べてみると面白いですよ。


少々ごちゃごちゃしてきましたね。

 

 

パワーストーンは海外では通じない言葉だと知っていましたか?理由を解説しますのまとめ

私が当時の想いを馳せますと
色々な出来事、事件、戦争と辛く苦しい状況が続いてきた中で、
本来の役割とは違った意味で藁にもすがる思いで責任転換したかった人々がたくさんいたのではないかと思います。
誠実に真面目に生きて来ただけなのに、なぜこんな辛い思いをしなければならなかったのか。
日本以上に海外は歴史が長いですからね。

 

心が憔悴しきっている時に、教会、神社に祈りに行けない人に
神様のパワーが宿っている石を身に着けるだけで願いが叶うアイテムが目の前にあったら、買っちゃいますよね。
私が天然石と出会った時も、心が憔悴している時でした。

 

日本には神様という存在が信じられていましたし、卑弥呼と対のように勾玉という石の存在がありましたので、パワーストーンという元々あった天然石・鉱石にパワーが宿っているという話が広まっても可笑しくありませんよね。

 

スピリチュアルな方々が、天然石にはパワーが宿り願い事が叶うパワーストーンという呼び名で呼ぶようになり、
現代では、天然石とパワーストーン、両方の名前が存在する時代となっています。

 

余談ですが、卑弥呼時代に出てくる勾玉に用いられていた石は翡翠です。

「あれ、ラピスラズリじゃないの?」

疑問に思う方もいるかもしれません。

 

ラピスラズリは古代壁画に描かれたりエジプトの遺跡やお墓から採取されている石でお守りや儀式に用いられた石なので、日本では馴染みは薄いです。

 

日本の巻物や海外の壁画はとてもカラフルですよね。
鉱物は天然無機顔料の素材として使用されていた歴史があり、ラピスラズリもその一つです。


さて、余談が長引いてしまいましたので戻します。
結果論としましては、パワーストーンと天然石は時代の背景により名前が違っていただけ。

 

信じるか信じないかは、あなた次第!

と、どこかで聞いたことがあるセリフとなってしまいましたが、スピリチュアルや精神論は実際に体験してみて自覚をしないと判らないものだと思っていますので、天然石やパワーストーンは感覚、直感、インスピレーションで選んで欲しいと私は思っています。

願いを叶えるお守り的な役目はありますが、それをするためにどう動くかはあなた次第ですし、石に頼り過ぎて行動しなければ、石達のサポートも何もありません。

 

心が憔悴しきっている時は、情報を遮断してリラックスして下さい。
心が穏やかになれるように、誰か人に話を聞いて欲しいのであれば信頼できる1人を見つけて話して下さいませ。

 

いつも最後までお読み頂きありがとうございます。